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英検2級以下は留学など論外です

< アメリカ留学ガイド
投稿者 石川洋一 2001年02月06日 02:07
まず、英語は日本である程度勉強しましょう。語学はあなたの安全を守ります。
アメリカの大学は英語で授業をします。何を今さらと言われそうですが、改めて書くのはあまりにも英語に対して無頓着な人が多すぎるからです。
「最初はESLに入って英語を少しやってから学部に入ります」というのです。日本でもっと英語をやってから行きなさい、と説得してもなかなか納得しません。
アメリカに行けば英語なんかすぐに上手になると思っているらしいのです。こういう人がだいたい落ちこぼれて、1年以上いても学部どころか、ESLのクラスでウロウロして、結局目的を達することもできず帰国することになります。
英検3~4級の人がアメリカに行ったからといって、半年や1年で英語など決して上手くなりません。
英検2級程度の学力があれば、基礎の英語力は出来ているわけだから、本場に行ってさらに鍛え直し、学部入学するというのなら納得がいきます。
選ぶ大学にもよりますが、ESLを取りながら単位の取れる課目、コンピューターだとか、音楽鑑賞、絵画、体育、代数といった「英語をそれほど使わなくてもすむ課目」を取らせてくれる大学もあります。
アメリカの大学は単位制ですから、取れる単位はどんどん取っておけば、それだけ早く卒業証書を手にすることができるのです。
アメリカでの留学期間が短大なら2年、4年制の大学ならきっちり4年で完了するのが理想です。
しかしこれはTOEFLが500点はおろか550点とっても無理。サマーコースでがめつく1科目でも、2科目でも取るくらいの構えなら、それに近い年月で卒業証書を手にすることができるかもしれません。
英検2級がTOEFL450から470点くらいと言われていますから、英検2級といったところでレギュラーコースと言われる単位の取れるコースに入れるわけはありません。
しかしESLの授業には十分ついていけます。アメリカの大学で初歩の英語を教えてくれるような所は、大都会の州立大学のESLくらいしかありません。
もちろん独立した語学学校はありますが、このような学校はやはり都会にしかありません。
アメリカに初めて渡って、大都会の大学あるいは語学学校に通うなど、かなりのリスクとあらゆる誘惑に打ち勝つだけの図太い神経の持ち主でもなければ、絶対にやめた方が良いでしょう。一刻も早く卒業証書を手にしたいと思ったら、目的の大学のESLに最初から飛び込むことです。
しかし、このような大学のESLは大学の授業についていくにはまだ英語力が若干足りないといった人を対象としており、英検2級以下の英語力では、このESLにさえついていけません。
英検2級以下の人は基礎力がないわけだから、まず土台の構築から始めなければなりません。
日本人に対する基礎的な英語教育は日本で受けるのが一番です。まして成人に達してしまった人たちの英語教育は、児童に対するものと根本的に違わなければなりません。
成人が基礎力をつけるには、いろいろ論議はありますが、筆者は暗記が一番だと思います。せいぜい中学3年の基本的な短文を何百と暗記することが一番良いでしょう。
TOEFLは、Test of English as Foreign Languageの略です。
アメリカ、カナダのほとんどの2年制、4年制の大学、又は大学院が英語を母国語としない国からの留学生に対して課している英語力をチェックするテストです。アメリカの大学の授業についていけるか否かの基準を判定します。
大学によって差はありますが、2年制大学で450~500点程度。4年制大学で500~550点くらいです。日本の高校卒の学生のスコアは350~400点程度ですから、上記のスコアに達するには相当の努力を必要とします。
しかし、このスコアに達したからといって大学の授業が理解できるということではありません。
あくまでも入学を許可される基準点ということです。
テストは毎月1回、金曜日か土曜日に行われています(地域によって、回数が違いますから良くチェックのこと)。世界中一斉に行われるテストです。
テストを制作、施行しているのは、ETS (Educational Testing Service) という機関で、日本にも代行機関があります。
TOEFL500点というと、英検の準1級くらいに相当するでしょうか。やはりTOEFL用の勉強をしておかないと、よほどの英語の達人でない限り一度で合格というのは難しいでしょう。それなりの学校なり通信教育で、最低1年の勉強は必要だと思います。

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