- TOEFLのスコアが若干低くても、受け入れる大学があります。
これは程度が低いということではなく、受け入れのチャンスを大きくしているということだけです。英語力が足りなければ大学の授業は受けさせてもらえません。ESLコースのある大学ならば、 ESLに入れさせられ、英語力がつくまで勉強させられます。
- 2年制大学は、一部の4年制大学のように「研究機関」ではなく教えることに徹しているので、初めての留学生活を送るのに最適です。
- コミュニティカレッジは、一般に授業料が安いです。
- 進学コースでは2年修了後、4年制の大学の3年に進めます。
4年制大学のアメリカ人学生の50~60%が、2年制大学からの進学者といわれています。2年制大学がアメリカ人の生活に根付いている証拠です。
- ハーバード大学級の難関校は、高校時代の成績が全Aでないと 審査の対象にもなりませんが、いったん2年制大学に入り、そこでよい成績を取ると、高校時代の成績が若干悪くても入学できるチャンスがあります。
- 各2年制大学は、地元の4年制大学と自校の生徒の受け入れについて 何らかの契約を結んでいるところが多い。
例えば、その4年制大学が入学を受け入れるのに必要としているコースを、2年制大学が授業に組み込むことにより、自校の学生をなるべく多く有名4年制大学に進学させるといった配慮をしています。
- 専門コースはキャリアに直結しており、また生涯教育を目指しているので、年齢制限がありません。OLや主婦の留学生もこのコースに多いです。
- 職業専門コースには、ありとあらゆる職業が揃っており、日本では考えられないほど選択の幅が広いです。
職業専門コースには4ヶ月、1年といった短期コースもあります。
2年制大学の最大の特徴は、各大学とも2種類の異なったプログラムを持っていることです。
1つはトランスファー・プログラム(transfer program)であり、もう1つはボケイショナル・プログラム(vocational program)といいます。
トランスファー・プログラムについては、別ページで詳しく解説していますが、要は大学の一般教職課程部分を2年間行い、4年制大学に進学するプログラムのことです。
ボケイショナル・プログラムは、大学卒業後すぐ職につく人たちのために、教養課程的なプログラムよりも職場に入ってすぐに役立つような、実践的なものを教えるプログラムです。
大学認定委員会の認定を受けている2年制大学は約1,300校あります。
ボケイショナル・コース(職業専門コース)
↓2年後
就職(準学士号または修了証書取得)
[職業専門コースの課目の一部]
- 秘書学
- 経営管理
- マーケティング
- インテリア・デザイン
- ファション・デザイン
- 航空機メンテナンス
- パイロット技術
- クッキング
- コンピュータ関連の全ての課目
- 園芸学
- 犬・馬の飼育管理
- 美容術
- 心理療法
- ホテル・レストラン経営
などなど・・・
進学コース
- 2年終了後、4年制大学の3年に進学できます。
- 原則として、全米のどの大学にも進学できますが、協定を結んでいる同じ州の大学に進学しやすいといえます。
- 2年で終了した場合、準学士号が取得できます。
↓2年後
4年制大学の3年に進学(卒業すれば学士号取得)。
2年で終了した場合は、短大卒の資格(準学士号取得)。
最近はかなり変化が見られるようですが、1990年代初期までの日本の大学は、ある意味で現実の社会から学生を隔離した形で教育を行っていました。
名称は変わっても実質的には21世紀の今も同じようなものかもしれません。
英文科を卒業したのに、英語での簡単な挨拶もできないような学生がたくさんいることに驚きます。
アメリカの短大は、社会との共存を重要なファクターと考えます。職業専門コース (Vocational Course) のコンセプトは、社会に出てすぐ役立つ技術を学生にたたきこむことにあります。
これは、短大(コミュニティカレッジ)が地元と密着した存在で、地元の人々の生涯教育に大きな責任を担っていることと無関係ではありません。
学校の大小、地域によって差はありますが、ありとあらゆる職業コースを取り揃えています。日本の短大、専門学校では想像もつかないほど充実したコースを擁しているのです。
プログラムもユニークです。一般的な講座の他に、不動産関係、エアロビクス・フィットネス、それに離婚問題や夫の暴力問題といったような講座まで揃っています。
最近はキャリアアップのため、また人生の一つの区切りとして、現役のOLの海外留学も多くなりました。
一般に学生と違って、彼女らはかなりはっきりとした目的を持っています。このような人たちにとって職業専門コースはまさにうってつけです。
これは、一般社会人にとってもいえます。企業から派遣される場合、または自費でいく場合、MBA(経営修士号)を取るといった高い目標を持った人は別にして、内容のしっかりした短大の職業専門コースを選ぶ方がいいです。
学士号はいらないけれど、英語の他にしっかりした技術を習得したいという人にピッタリなのが、各短大にある短期コースです。
準学士号を取るには、最低2年間のフルアテンドが要求されます。しかし、この短期コースは長くて1年 (The Certificate of Proficiency)、短いものな ら約4ヶ月 (The Certificate of Specialization) で目的を達成することができます。
The Certificate of Proficiency は、たとえば秘書学を例に取ると、秘書学全般にわたり、それこそプロとしてやっていけるだけの、知識と技術を習得したいといった人に向いています。
The Certificate of Proficiency は、秘書学の知識は持っているが、コンピューターの知識が乏しい。そこでコンピューターを扱えるようになりたいといったときに、短期でその技術を学ぶことができるようなコースです。
しかし技術習得とはいえ、大学の授業を受けるのです。かなり高度な英語力が必要になります。クラスは現地の人たちと一緒です。短期間とはいえ、学生生活をめいっぱい楽しむためにも、ぜひ英語力をつけてから入ってもらいたいと思います。