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エイゴでニホンを見てみよう~横綱朝青龍の問題はどう見られてる?~

< 役立つ小ネタ
投稿者 三好淳一 2007年08月24日 17:41
ワイドショーやニュースで毎日報じられている横綱朝青龍の問題。
海外のメディアもまた、日本の国技の一大事を重要な問題として捉えているようです。
日本国内では、こんな風に報道されています
<朝青龍>引きこもり見えぬ真相(8月10日3時9分配信 毎日新聞)より
大相撲の夏巡業への休場届を出しながら、故郷モンゴルでサッカーに興じていた横綱・朝青龍が、日本相撲協会から厳しい処分を受けた後、自宅に引きこもっている問題は、日本での療養を求める師匠の高砂親方とモンゴルへの帰国を求めているとみられる横綱のせめぎ合いになってきた。同協会は「師弟の問題」と、既に距離を置いている。「指導力」を問われる親方と、問題行動で「品格」を問われてきた横綱。角界トップの処遇を巡り、親方の説得が続く。
世界の人々はどのように見ているのでしょうか。
CNN.comの記事より引用です。
Japan frowns on sumo champion
TOKYO, Japan (AP) -- The TV shows have had a field day, parading out psychiatrists, trainers, pop stars -- anyone who might want to comment. These days, that's just about everybody in Japan.(August 16, 2007 -- Updated 0437 GMT (1237 HKT)

Sumo grand champion Asashoryu, the toughest guy in Japan's toughest sport is said to be on the brink of a nervous breakdown, holed up in his apartment fighting back tears and begging to go home to his native Mongolia.

「ワイドショーはコメントしたがりの心理学者、親方陣、芸能人たちのオン・パレードでにぎわいっぱなしだ。このごろは日本人全員を巻き込んだ騒ぎになっている。」
そんな書き出しで、このたびの横綱朝青龍問題をCNNも大きく取り上げています。
「日本で最強のスポーツの中で最強の男、横綱朝青龍は神経衰弱の危機にさらされており、自室に引きこもって涙をこらえながら母国モンゴルへ帰国したいと懇願している。」
Then he ditched a summer exhibition tournament because of injuries and was later caught on videotape playing in a charity soccer event in Mongolia. The video, which has been shown almost daily for more than a week, showed the burly Asashoryu wearing sunglasses and smiling broadly as he greeted fans. Appearing quite fit, he was seen twisting and turning on an attempted heade.
The Japan Sumo Association came down hard, slapping him with an unprecedented two-tournament suspension and a 30 percent cut in pay for four months.

(21回目の優勝を果たした後)彼は怪我のため夏の巡業を取りやめたが、その後モンゴルでのチャリティーサッカーでプレイする様子が撮影され、元気そうにファンに笑いかける様子のビデオがほとんど毎日 放映された。彼はとても調子よさそうに、ヘッディングしてみたりツイストしてみたりしていた。
日本相撲協会は、2場所の出場停止と、4ヶ月間30%減俸という前例のないような強い処罰を与えた。
What happened next, however, was even more of a shock to sumo fans. Asashoryu -- known for his bravado in the ring -- went belly up.
…相撲ファンに最も衝撃を与えたことはそのあとに起こりった、つまり朝青龍関が”went belly up”(〔魚が死んで〕腹を上にして浮いた→潰れた、おかしくなってしまった)ということだ。
また、度重なるこれまでの週刊誌による横綱バッシングに対しては、
In January, Asashoryu was accused of being involved in a bout-rigging scandal by a tabloid-style weekly magazine. While the JSA investigated and determined there was no wrongdoing on his part, the damage to his reputation was significant.
1月の八百長疑惑でも、相撲協会が調査をして横綱側に非は認められなかったにもかかわらず、彼の評判は目に見えてダメージを受けた。
この記事のおしまいでは、
Given this past, many felt it about time the sumo association got tough with the cocky yokozuna.
"The punishment fits," The Japan Times wrote in an editorial.

「過去の失態に照らしても、生意気な横綱に対して協会は厳格な態度で臨む時だ」
「『(協会の)処罰は適切である』とJapan Timesの社説文は書いた。」と締めくくっています。
雑考
全体として、CNNは日本国内の報道に比べてかなり横綱をかばうようにも見えます。
しかし私はむしろCNNは日本のマスコミの「朝青龍批判一辺倒な」報道のあり方に疑問を投げかけているようにも見えました。
日本のメディアや読者は、こぞって朝青龍、高砂親方、相撲協会を責め立てています。それは国技の威信を外国人力士によって汚されたくないという意識からなのかもしれません。
CNNは朝青龍批判の声と、重圧に苦しむアスリートを同情する相撲ファン声の両方を示しています。
今回日本と外国の報道を比較してみて、ニュースを伝える側のあり方についても、考えさせられました。
これからもいろいろなテーマを採り上げて、比較してみたいと思います。

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